「旅猫リポート」/有川浩・感想『人間と猫だけじゃない!』

こんにちは!檸檬茶です!自己紹介から四日くらい日を置いてしまいましたね…

 

さて、今日は土曜日ですが、みなさんは仕事や学校はあるでしょうか?わたしは、昼の一時から授業がありました…でもリモートなので、ゆっくりうけることができます(^_^)

 

それでは、本題に入ります!今回の感想ブログは、有川浩さんの旅猫リポートです。実は、映画化もされていて、福士蒼汰さんが主演で、猫の吹き替えを高畑充希さんが担当しました!

わたしはその映画をみていないのですが、母はみたようで、とてつもなく感動したようです。

 

今回は、原作の感想をブログで載せます!

それでは、感想を言う前に、あらすじを少しだけ簡単に話しますね。

交通事故に遭った野良猫は、猫好きなサトルに助けられるところから物語が始まります。かなりの重傷の野良猫を、一時的にサトルは看病をすることになったのですが、サトルと野良猫は、野良猫の傷が治った後からも一緒に暮らすことになりました。サトルは、その野良猫を前に育てていたハチに似ていることと、その野良猫の尻尾が数字の七に似ていることから、「ナナ」と名付けました。サトルとナナはとても楽しい日々を過ごしていましたが、なんとサトルはナナを手放すために、サトルとナナはサトルの旧友のもとへ向かうお話です。

なぜ、サトルはナナを手放してしまうのか。サトルとナナはどんな結末を迎えるのか。

 

とても、わたしの稚拙な言葉では言い足りないほど、とても面白い物語です。ぜひ、このあらすじで興味を持った方は、読んでみてほしいです!

 

正直、深夜や電車内で読むのはオススメしません。私自身、電車内でポロリと何度も泣き、深夜でラスト50ページを一気読みしたら嗚咽をするくらい大号泣をしました。読む場所に気を付けてください笑

 

それでは、そんなに感動をしてしまった本の感想としては、二つほどあります!

一つ目は、主人公のサトルとナナの物語だけではないなぁということです。

一人と一匹を中心に物語が進みますが、それは本当に中心なだけであって、サトルと旧友の物語もあったり、ナナと犬や猫の物語もあったりします。

サトル視点と、ナナ視点の物語が交錯していきながら、物語が進むため、言葉がわからない猫と犬の言葉がわかります。

「あぁ、サトルたち人間からみれば威嚇のために吠えてると思っていたけど、実際はこう嘆いていたのか。」とわかり、余計にぽろっとさせられました。

 

また、旧友とサトルの過去にも、とても人間味があって面白く思いました。

何でも自分に勝っている大切な親友に八つ当たりをする。親友に好きな人をとられたくないから、牽制をする。

大切な親友な相手にも関わらず、そんなことをしてしまう。それが人間だろうなと思います。

しかし、後に後悔するのも人間なのです。そしてその後悔を忘れてもいけないのです。

 

二つ目の感想として、サトルが歩んできた人生はとても過酷にもかかわらず、強い人だなと思いました。

なぜ過酷なのかは、ぜひ読んでみてください。

この強い人というのは、自分より相手への配慮を忘れないことだと、わたしは定義しています。つまり、サトルは優しくて強い人なのです。

必ず相手へのフォローも忘れない、紳士な人です。

そんなサトルが、愛するナナを手放すことに、どれだけ大きな覚悟をもったか。

今思い返すだけでも、感動をしてしまいます。

 

長々と書きましたが、サトルの周りにいる人間はとても愛くるしいです。

そして、サトルの生き方にそっと勇気をもらえたり、くすっと笑ったり、時にはぽろっと泣いたりできます。

ナナの強い想いにも、わたしたち人間はきっと心が動かされます。

 

さぁ、みなさま、有川浩さんの、旅猫リポートを手にして

最高な心を自分でつくりあげてください。

はじめまして、檸檬茶と申します!

こんにちは!はじめまして、檸檬茶です。

 

わたし、檸檬茶は「檸檬茶」とかいて、「レモンティー」と読みます。ぜひ覚えて欲しいなと思います(^_^)

わたしは、関東に住む女子大生です!一応20代です。

尊敬する人は、野木亜紀子さんと米津玄師さんと有川浩さんです。

 

わたしは、これから様々なものを載せていきたいと思います。

本を読んだ感想、おすすめの小説、20代の不安、恋愛について、家族について…

わたしのブログをみた人たちが

「へぇーそうなんだ」だったり「たしかにそうだな」だったり「この人も同じ考えをするのか!」など、安心を与えられる場所にしたいと思っています。

 

それでは、改めてよろしくお願い致します(^_^)